さぬき市にある3つの県立高校は2028年度に一つに統合される予定です。そのうちの一校、津田高校の生徒が高校の跡地を活用するビジネスプランを発表しました。
津田高校の2年生が2023年4月から「総合的な探求の時間」を使って考えたビジネスプランです。
(「釣り堀」を提案)
「ターゲットは『ファミリー』です。季節によって釣れる魚を変えます。春はメバル、カレイ、アオリイカ、サバなどです」
(「サバイバルゲーム」を提案)
「廃校をサバゲーにしようと思っています。弾丸は100発1000円となります」
3つのクラスが自分たちの高校の跡地をどう活用したら良いかをプレゼンしました。
さぬき市の津田高校、石田高校、志度高校は東讃地区の中学校を卒業する生徒が減少していることから統合される予定です。
開校は2028年4月でさぬき市造田地区に新校舎を整備する予定です。
発表の後は、津田地区まちづくり協議会の理事で起業家でもある黒川慎一朗さんがビジネスのターゲットやリピート率について生徒にアドバイスをしました。
(「サバイバルゲーム」を提案した生徒)
「銃の値段とか弾丸の値段を決めるのが難しかったです。現実的に考えると『リピートが少ない』ということを黒川さんが教えてくれたので考えるべきだなと思いました」
(津田地区まちづくり協議会/黒川慎一朗 理事)
「しがらみというか、前提条件を取っ払って考えたアイデアだからこそ刺激的だったかなと思います」
生徒たちはアドバイスをもとにビジネスプランを完成させ、2023年12月に他校の生徒の前で発表します。