秋冬の観光需要を下支えしようと、香川県が独自で実施している旅行支援について、期間を12月下旬まで延長すると発表しました。
「かがわ割NEXT」は、新型コロナの影響で落ち込んだ観光需要を喚起しようと、国の「全国旅行支援」の終了後に、個人向けの旅行支援として7月に開始したものです。
県内での宿泊を伴う旅行に対して旅行代金の20%、最大3000円を割り引きます。
県は「かがわ割NEXT」について、10月末で終了するとしていました。しかし、依然コロナ禍前までは回復していない観光業の現状を受けて、秋・冬の行楽シーズンの観光需要を下支えしようと、12月27日まで延長することに決めました。
このキャンペーンの利用者は、9月の末までの3カ月で9万6000人に上っています。
香川県観光振興課は「間もなく、栗林公園や小豆島の寒霞渓で紅葉が始まります。秋・冬のグルメも含め、このキャンペーンを使って行楽シーズンを楽しんでもらえたら」とコメントしています。