JR芸備線の一部区間の存廃などを話し合う「再構築協議会」の設置を巡る国から岡山県などへの意見の聞き取りについて、回答期限が延長されることになりました。
JR西日本は10月3日、赤字が続く芸備線の一部の区間について、存続やバスへの転換などを話し合う「再構築協議会」の設置を国に要請しました。
対象になっているのは、新見市の備中神代駅から広島県庄原市の備後庄原駅までの68.5kmの区間です。
国は、2つの県と沿線の自治体に対し再構築協議会設置についての意見を11月2日までに回答するよう求めていました。岡山県や新見市などは2日午後、「意見のすり合わせに時間がかかっている」などとして期限の延長を求めました。
国は、延長を認め、11月6日に新たな期限を県と自治体に伝える予定です。