四国4県と秋田県の合同特産品販売会が15日に東京で開催されます。きっかけは秋田県の佐竹敬久知事が四国の料理について「貧乏くさい」などと発言したことです。
この発言はSNSで批判が集まるなど大きな話題になりました。こうした状況を徳島県の後藤田知事は前向きにとらえ、「この機に各県が魅力を発信しよう」と秋田県に合同で特産品を販売することを持ち掛けました。そして四国4県と秋田県で話し合い、この販売会が実現することになりました。
会場では、5県の特産品の詰め合わせ(限定50セット・3500円程度)を販売します。香川県は「オリーブの新漬け」、愛媛県は「じゃこ天」をセットに入れるということです。
きっかけを作った秋田県の佐竹知事も会場を訪れ、自ら売り場に立って四国の特産品をPRする予定です。今度はどのような発言が出るのか注目が集まります。
香川県の池田知事は「結果的に四国の食べ物やお酒が話題になった。首都圏にも販路を拡大しつつあるオリーブの新漬けをさらにPRする良いチャンスにしたい」と意気込んでいます。
合同特産品販売会
日時:11月15日(水)午後0時30分~午後3時
場所:東京交通会館1階(東京・千代田区有楽町)