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高速バス内で男が刃物を…バスジャック事件を想定し岡山県警とバス会社が訓練

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 岡山県警が岡山県バス協会と連携してバスジャック事件を想定した訓練を行いました。

 岡山市で行われた訓練には、岡山県警と県内のバス会社10社などから約100人が参加しました。

 訓練は、JR岡山駅を出発した高速バスの車内で乗客を装った男が刃物を取り出し、津山方面へ行くよう要求した想定です。

 通報を受けた警察は白バイやパトカーでバスを安全な場所に誘導し、犯人との接触を試みます。

(犯人役)
「月に1回息子に会うのがわしの楽しみだったんじゃ。それを取られたらお前どう思うんなら」

 離婚して息子に会えなくなったことが不満で犯行に及んだと話す男。交渉役の警察官は「乗客は関係ない」と人質を解放するよう説得します。

 男が説得に応じると、待機していた別の警察官が、バスの後ろ側にある非常口から乗客を安全に降ろし、男を逮捕しました。

(訓練で運転手役を務めた両備バス/内田 守さん)
「焦るというか冷静にはちょっとなれなかったと思います。お客さまの安全優先と走行上の安全を優先しながら、犯人を怒らせないように自分が冷静にならないといけないと思いました」

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