岡山市議会の代表質問が行われ、大森市長は岡山市が整備を検討している新しいアリーナについて「実現のためには県民の盛り上がりが最も重要だ」と強調しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「これまで以上にしっかり議論を行いながら市民県民の皆様にアリーナの必要性などについて説明していきたい」
19日の市議会で、自民党の宮武博議員の代表質問に大森雅夫市長が答えました。
岡山市は、北区北長瀬に5000人規模の新しいアリーナの整備を検討しています。
事業費は約80億円としています。
新アリーナ整備をめぐっては、これまで県と市の間に財政負担についてのすれ違いが生まれていました。
市は「県全体に経済効果がある」としていますが、県は「経済波及効果の根拠が不十分」などとして態度を明らかにしていません。
大森市長は「新しいアリーナ建設を前に進めるためには県民の盛り上がりが最も重要だ」とした上で、県民にアリーナの必要性を訴えていきたいとしています。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「県・経済界と一緒になって進めてまいりたい。県に対して適宜情報提供を行い意見交換をしていきたい」