古代、香川県の中心地だった讃岐国府跡周辺の魅力を発信しようという祭りが坂出市府中町で開かれました。
地元で採れたての新鮮な野菜や、アツアツのたこ焼き、坂出市府中町で開かれた讃岐国府まつりでは、奈良・平安時代の貴族衣装を着て楽しむなど多くの人でにぎわいました。
坂出市府中町は国の「史跡」にも指定される古代の香川県庁「讃岐国府跡」があったとされていて、現在、発掘調査が進められています。
祭りでは11月下旬から調査を進めているエリアでの現場説明会も行われ、訪れた人は熱心に話を聞いていました。
香川県埋蔵文化財センターによると、去年の調査で大きな施設を囲う長さ70mほどの掘が見つかったということです。今後、堀がどこまで広がっていたかを調べ、讃岐国府跡の実態を明らかにしたいとしています。