国が防衛力の強化を目的に選定を進めようとしている「特定利用空港・港湾」について、香川県では高松港が候補地に挙がっていることが分かりました。
12月21日に行われたウェブ会議で国から県に対して、高松港は、自衛隊や海上保安庁の利用ニーズに合っていたとして、候補地に挙げられたということです。
一方、高松空港は現時点では候補地になっていないということです。
「特定利用空港・港湾」に選定されれば、有事の際の対応も見据えた訓練などが行われ、自衛隊などは「物資の積み下ろし」や「船の着岸」などの訓練を年に数回行うことを想定しているということです。
香川県は2023年度末をめどに、国の関係省庁との間で「円滑な利用に関する枠組み」を設けられるよう調整したいとしています。