28日、香川県の池田豊人知事が1年を振り返り、2023年を表す漢字を「躍」としました。
新型コロナの5類移行によって「1年の前半と後半で街の景色が一変し、躍動を始めた」という理由に加えて、卯年(うさぎどし)でもあったことから「躍」に決めたということです。
2023年の印象的だった出来事については、3月に整地工事を終えた豊島の産業廃棄物処理事業をあげて「1つの区切りを迎えた。今後もしっかりと見守っていきたい」としました。
また、7月に開催された「G7香川・高松都市大臣会合」で香川県の魅力を各国に発信できたと手応えを語ったほか、相次ぐ物価上昇が印象的だったと振り返りました。
2024年に力を入れて取り組みたい施策には「子育て支援の拡充」「企業の誘致」「人手不足への対応」をあげました。
また、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭が開かれる2025年に向けて、瀬戸内の魅力を発信する「準備の1年」にすると意気込みを語りました。