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少子化対策に重点 岡山県の新年度当初予算案は約7505億円 知事「できることは何でもやる」

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 岡山県が新年度の当初予算案を発表しました。少子化対策に特に力を入れるとしています。

 岡山県の新年度の一般会計当初予算案は7505億円余りです。新型コロナの対策費の減少などにより2023年度と比べて6.4%減っていて、6年ぶりのマイナス編成となりました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「少子化対策に関しては、できることは何でもやるよというのが、今回の我々の思いであります」

 少子化対策には約199億円を計上しています。

 新たな事業として、男性の育児休暇の取得期間に応じて企業に奨励金を支給することや、新婚夫婦や結婚を希望するカップルが店で特典を受けられるアプリを開発することなどが盛り込まれています。

 また、若者が結婚や子育てなどを考えるきっかけになるよう、同窓会の開催経費を補助する市町村に補助金を出します。

 このほか、不登校の児童・生徒にオンライン上の居場所を確保する事業など「教育再生」に約98億円。2024年9月から11月に開かれる「森の芸術祭」など観光振興に約12億円をあてています。

 一方で、岡山市が北区野田に整備を検討し県にも負担を求めているアリーナに関する費用は含まれていません。

 岡山市の大森市長が14日、「県が計画に参加するか6月の補正予算のタイミングまで回答を待つ」と話したことについては。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「今のレベルの説明であれば、我々が動く可能性は1カ月、2カ月と待ったからといってありません」

 新年度の当初予算案は2月22日に開会する2月定例岡山県議会に提案されます。

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