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町並み生かしてひな人形展示 笠置シヅ子さんをテーマに傘の装飾も 香川・東かがわ市

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 3月3日はひな祭りです。香川県東かがわ市では、町並みを生かしたひな人形の展示が行われています。

 古い町並みに飾られたひな人形。東かがわ市引田で2月28日に始まった「引田ひなまつり」です。

 毎年この時期に開かれていて、2024年は約60の住宅や店などで、ひな人形が展示されています。

(山下佳乃リポート)
「美しいひな人形が並んでいる中に、傘が設置されているんです。ポップで可愛らしいデザインです」

(引田ひなまつり実行委員会/大字正数 委員長)
「笠置シヅ子さんが引田に生まれたということで、『ひなまつり』もそれをテーマにしようと」

 笠置シヅ子さんが、現在の「OSK日本歌劇団」に所属していた時に、「傘」を使ったパフォーマンスをしていたことから、今回飾り付けに「傘」を使用。合わせて100本購入し、地元の人が布などを貼って装飾しました。

(引田ひなまつり実行委員会/大字正数 委員長)
「傘とか、ちょっと洋風的なものも入って、また新たに違う面で変わった方法で楽しめるんじゃないかなと思う」

 まつり初日の28日は、地元の人を中心に多くの人が訪れていました。

(訪れた人は―)
「今年は笠置シヅ子さんですかね。素敵だと思います」
「この子の初節句で。元気で明るく育ってほしいです」
「普段も散歩では来るんですけど、同じ道でも、こんな飾っているの知らなかった。寝てますね、この子は(笑)」

 また、会場のひとつである「かめびし屋」では、ひな人形と共に、香川県出身の現代アーティスト、郷祥さんの作品が展示されています。古くから伝わるひな人形と、墨を使った現代アートの調和を楽しめます(入場料300円)。

 引田ひなまつりは3月3日までで(午前10時~午後4時)、2日の夜は、町並みがライトアップされます。

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