活性化に向け再整備が進む高松市中央卸売市場に、流通しにくい魚などを活用した飲食店がオープンします。
高松市は老朽化した高松市中央卸売市場を観光拠点にしようと再整備を進めています。
2023年10月から青果棟を朝日町に移していて、2026年度に水産物棟を青果棟があった場所に移転する予定です。そして空いた土地に観光施設をつくるなどしてにぎわいを呼び込む狙いです。
市場周辺の活性化を目的に高松市は21日、旅行代理店のJTBと包括連携協定を結びました。
JTBは市場にある「うみまち商店街」に、流通しにくい魚などを活用した飲食店や旅の情報を発信する交流ラウンジを2024年4月から6月ごろオープンします。
また、市場の再整備に合わせて、サンセットクルーズや船釣り体験などの旅行プランも検討しているということです。
(JTB/花坂隆之 専務執行役員)
「高松を拠点として、瀬戸内あるいは四国全県を中心とした交流人口の拡大のハブになっていく、そういった可能性を非常に見出しています」