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委員会での「否決」から一転 中学校の「給食費無償化」条例案を可決 岡山・総社市議会

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 総社市議会は、委員会で否決された市立中学校の給食費を無償化する条例案を、賛成多数で可決しました。

 条例案は、総社市立の4つの中学校の給食費を新年度から無償にするものです。(経費は年間約1億4800万円)

 3月8日の文教福祉委員会では「財政状況を鑑みて無償化は時期尚早」などの意見が出て反対多数で否決していました。

 しかし、2月定例市議会最終日の21日、本会議で行われた採決では僅差で賛成多数となり、原案通り可決されました。

 中学校の給食費無償化は、片岡市長が2023年10月の市長選で公約として掲げていました。

(総社市/片岡聡一 市長)
「さまざまな意見がありますから、いろんな意見を聞いた上で、中学校完全無償化については自信を持って進めていきたい」

(総社市議会/村木理英 議長)
「簡単に無償化するというのは、もっと慎重に議論することがあってもいいのではないか。議会としては、今後の動向をきちんと精査し、見守る必要がある」

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