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船の体育館の解体設計業務 期限までに間に合わず 契約期間を約2カ月延長 香川県

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 「船の体育館」こと旧香川県立体育館の解体方法や費用などを把握する設計業務が期限までに間に合わず、契約期間が約2カ月延長されたことが分かりました。

 旧香川県立体育館の解体実施設計業務は、2度の入札不調を経て、2023年8月30日から2024年3月25日までの期間で高松市の建築事務所と随意契約を結んでいました。

 香川県営繕課によりますと、元々タイトなスケジュールだった上、建築家・丹下健三が設計した貴重な建築物の記録を後世に残すため、解体期間中にも動画などの撮影を行うことが決まり、安全管理の調整などが必要になったことが理由です。

 新たな契約期間は2024年5月末までで、4455万円の予算の執行は新年度に繰り越されます。

 旧県立体育館をめぐっては、県が解体の準備と記録保存のための費用約3800万円を2024年度当初予算に計上しています。

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