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【独自】船の体育館 解体方法調査の入札が「不調」に終わる 香川

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 香川県が解体の方針を示している「船の体育館」こと旧県立体育館のニュースです。解体方法や費用などを把握するための設計業務の入札が「不調」に終わったことが分かりました。

 香川県営繕課によりますと、入札は12社による指名競争入札で行われましたが、9日までに11社が辞退届を提出し、応札したのは設計事務所1社のみだったため「不調」となりました。

 世界的な建築家、丹下健三が設計した旧香川県立体育館は老朽化のため2014年に閉館。県が2023年2月に解体の方針を示し、その方法や費用を把握するための事業費約4700万円を2023年度の当初予算に計上しています。

 香川県営繕課は入札辞退が相次いだことについて「現時点で特定の要因を挙げることはできない」とし、県教委も含めて今後の対応を検討するとしています。

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