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「船の体育館」の解体方法調査 2度の入札不調を経て随意契約で業者決定 香川

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 「船の体育館」こと旧香川県立体育館の解体方法や費用などを把握する設計業務について、県が2度の入札不調を経て高松市の設計事務所と随意契約を結びました。

 随意契約を結んだのは高松市鹿角町の森勝一建築事務所です。契約金額は4455万円です。

 世界的な建築家、丹下健三が設計した旧香川県立体育館は、老朽化のため2014年に閉館。県が2023年2月に解体の方針を示し、その方法や費用を把握するための設計業務の指名競争入札を2023年5月と6月に行いましたが、いずれも1社ずつしか応札がなく不調に終わっていました。

 県は、2回の入札結果を踏まえ「参加意思があって、確実な業務履行が見込める技術や経験を有するのは、入札に応じた2社しかない」と判断。

 2社に見積もりを求めたところ、森勝一建築事務所のみから見積書の提出があり、予定価格の範囲内だったことから30日、随意契約を結びました。

 2024年3月25日までに設計を終える契約で、県はそこで算出された費用をもとに、県議会に解体のための予算案を提案する方針です。

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