高松空港と中国の上海を結ぶ定期便が2日、運航を再開しました。これで運休していた高松空港の国際線がこれで全て復活しました。
中国の上海からの定期便が午前11時40分ごろ、高松空港に到着しました。
春秋航空が運航する上海線は2023年9月に約3年7カ月ぶりに再開しましたが、「事業計画の変更」を理由に約2週間で運休していました。
2日の便は、中国での連休を利用した個人の旅行客が多く、186席のうち178人が利用し、搭乗率は95%でした。
(上海からの旅行客)
「今回は小豆島と直島をメインに日本文化とアートを見学します」
(初来日の旅行客)
「日本の桜を見ることをメインにやって来て、楽しみにしています」
高松空港では記念セレモニーが行われ、春秋航空の日本支社長らがくす玉を割って、運航の再開と香川県と上海との交流を願いました。
(春秋航空 日本市場開発部/孫振誠 部長)
「上海と香川県の、人と人の心をつなぎます。経済と文化交流などいろいろな方面に力を入れて(利用を)促進します」
(高松空港/小幡義樹 社長)
「これから国際線がますます増えていくとなると、ビルも手狭になっているので空港の受け入れ環境の整備を加速していきたい」
再開した上海線の運航は週3往復で、6月23日からは1往復増便します。これで、高松空港の4つの国際線は全て復活しました。