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吉備中央町の浄水場水質問題 住民の血液検査の概要が6月上旬に決定へ 岡山

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 岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題です。町が実施する住民の血液検査の概要が、6月上旬に決まる見通しであることが分かりました。

 住民らで作る「円城浄水場PFAS問題有志の会」の代表者らが吉備中央町役場を訪れ、山本雅則町長と非公開で意見交換しました。

 この問題は、吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物、「PFAS」が検出されたものです。

 2024年3月、町は住民の希望者に対し血液検査をすることを決めました。しかし、有志の会はその後の説明がなく、検査内容やスケジュールが不透明だとして5月27日、町長らに質問状を送っていました。

 有志の会によりますと、30日の意見交換の中で山本町長は「6月上旬には検査の概要を固め、住民側に伝える」と答えたということです。

 有志の会は、今後、検査についての住民の要望をまとめ町に提出したいとしています。

(円城浄水場PFAS問題有志の会/小倉博司 代表)
「町民に知らされないまま事が進むのではないかという不安と、ある意味失望感のようなものが住民の中にはあって。ぜひ意見反映できる場に住民が加わるという形を必ずつくっていただきたい」

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