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高松競輪場の再整備 公聴会で「液状化」を懸念する声 市民「専門家の見解を確認すべき」

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 高松市が再整備を進める競輪場の用地は液状化の恐れがあるとして、市民が市に対して専門家の見解を確認するよう求めました。

 高松市は約75億円をかけて老朽化した高松競輪場を再整備する計画を進めています。

 新たにホテルや商業施設を整備できるようにするため市は競輪場の用地を「工業地域」から「近隣商業地域」に変更する方針です。それについての公聴会が開かれ、高松市在住の井上公一さんが意見を述べました。

 井上さんは「競輪場に隣接する県立中央病院の敷地やアクセス道路は液状化対策をしている。競輪場も再整備を前に液状化の可能性について改めて専門家の見解を確認すべきだ」などの意見を述べました。

 高松市は競輪場の敷地について大地震の際も液状化の程度は大きくなく費用対効果の観点から敷地全体の液状化対策までは行わず、新築する建物の基礎工事を適切に行うとの方針を示しています。

 12日の公聴会の意見は8月の高松市都市計画審議会で審議されます。

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