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高松競輪場の再整備巡り スポーツ施設などの建設差し止め求め男性が提訴 高松市長「公営競技自体に子どもを巻き込むつもりはない」

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 高松競輪場の再整備を巡り、高松市の男性が競輪場に併設する自転車スポーツ施設などの建設差し止めを求める民事裁判を起こしました。

 高松市は約75億円をかけて老朽化した高松競輪場を6割ほどに小さくして建て替える計画です。そして残りの土地を民間事業者に貸し出しホテルや公園、自転車スポーツが楽しめるエリアを整備する予定です。

 高松地裁に訴えを起こしたのは高松市の男性です。

 訴状では、競輪場に自転車スポーツ施設が併設されることで、場外車券売り場の設置基準である「文教上または保健衛生上、著しい支障をきたす恐れがない場所」という法律の趣旨に違反すると主張しています。

 また子どもがギャンブルに興味を持つことで「ギャンブル等依存症対策基本法」にも違反するとしています。

 高松市の大西市長は23日の定例会見で「公営競技自体に子どもを巻き込むつもりはない。余剰地について、子どもが遊ぶ場所や自転車に関連するスポーツ施設を整備するもので、より児童福祉にかなうものであると考えている」とコメントしています。

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