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水稲に被害懸念「斑点米カメムシ類」の発生注意報を発表 香川

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 香川県は、稲穂を吸って斑点米を発生させるカメムシ類が多く確認されたとして、県内全域に7日、今年2回目の「病害虫発生予察注意報」を発表しました。

 7月下旬に発生調査を行ったところ、平年の倍近い50~83%の圃場でミナミアオカメムシなど対象のカメムシが発生していました。また光源で虫をおびき寄せる予察灯の調査では、大型カメムシが平年の2.6倍、小型カメムシが2倍多く見つかりました。8月中旬ごろから出穂の時期を迎えることから、対策を呼び掛けることにしました。

 県では、水田周辺の草刈りをしてカメムシの発生源を減らすことや、出穂時期と出穂後に2回、薬剤防除をすることを呼び掛けています。

 米の検査では、斑点米が0.1%を超えると「2等」、0.3%を超えると「3等」、0.7%を超えると「規格外」になります。

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