岡山県は28日、文部科学省が実施した2024年度学校基本調査(5月1日現在)の県内分の速報値を発表しました。少子化の影響で小・中学校は減少が続いていますが、幼保連携型認定こども園は県内155園と前年度より28園増えて、9年連続で増加しました。
28園のうち14園が保育園からの移行、5園が幼稚園からの移行、9園が保育園と幼稚園の統合によるものです。一方、幼稚園は172園と前年度より27園減って、11年連続で減少しました。前年度と比べ、幼稚園に通う園児は1267人減り、認定こども園に通う園児は2190人増えました。
小学校は371校で前年度より4校減り、中学校は161校で前年度より2校減り、いずれも過去最少になりました。また、小学生は9万2600人、中学生は4万8951人といずれも過去最少を更新しました。高校は87校で前年度より1校増えました。