中四国農政局は11日、岡山県の2024年産水稲の作況指数を発表し、前の年より1ポイント高い100の「平年並み」となりました。
中四国農政局によると、岡山県では、5月下旬から6月上旬の気温が平年を下回って推移したことなどにより、穂数は例年より少なくなりました。ただ7月上旬から下旬の気温が概ね平年を上回って推移したことなどにより1穂当たりのもみ数が多くなりました。8月上旬以降も気温や日照時間が平年を上回り、もみの成熟具合を示す「登熟」は「やや良」が見込まれるということです。
また10a当たりの予想収量は前の年より13kg多い、527kg。地域別では、南部が16kg増えて546kg、中北部が4kg増えて491kgが見込まれています。
予想収穫量は前年より5000t多い、14万3300tが見込まれています。