中国四国農政局は岡山・香川の米の収穫量をいずれも「平年並み」とする作況指数を発表しました。
「作況指数」は、水田10アール当たりの米の平年の収穫量を100として、その年の収穫量が多いか少ないかを示す指標です。
中国四国農政局が10月25日時点の作況指数を発表し、岡山県は平年並みの「99」でした。中国四国農政局は「今年は早く梅雨入りしたことから日照不足となったものの、梅雨明け後は気温が高く天候に恵まれたため、穂の数が平年並みになった」と分析しています。
また、香川県の作況指数は平年並みの「101」でした。これについては「8月中旬は気温が低かったものの、9月下旬以降は気温が高く日照時間が確保されたため、米の粒の実りを示す『登熟』が『平年並み』に落ち着いた」と分析しています。