讃岐うどんなどに使われている香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」の収穫が最盛期を迎えています。
2024年は雨の影響を受けましたが、平年並みの収穫になりそうだということです。
収穫がピークを迎えているのは、「さぬきの夢2009」です。
香川県綾川町の「KAWASOMEファーム」では、11haの田んぼで「さぬきの夢」を栽培していて、5月23日から収穫を始めました。
(KAWASOMEファーム 取締役/川染常男さん)
「高温がずっと続いたから、ぷりぷり感、粒張りは良いと思う」
ただ、雨の影響も受けたそうです。
(山下佳乃リポート)
「11月中旬に雨が多かったことから、芽の数が少なかったそうなんですが、その後気温が高い状態が続いたため、茎の数が増えたということです」
香川県の農業試験場では、平年、1平方メートルあたり845本の茎が育つそうですが、2024年は928本だったということです。
香川県の「さぬきの夢」の生産量はここ数年8000tを超えていて、2024年も平年並みの収穫が見込まれています。
(KAWASOMEファーム 取締役/川染常男さん)
「生産者側としては、一生懸命作っておりますので、ぜひ食べてみてほしいと思います」