中四国農政局は11日、香川県の2024年産水稲の作況指数を発表し、前の年より2ポイント低い99の「平年並み」となりました。
中四国農政局によると、香川県では、6月下旬や7月中旬の日照時間が平年を下回ったことにより、穂数は例年よりやや少なくなりました。ただ7月上旬や下旬の気温や日照時間が平年を上回ったことにより、1穂当たりのもみ数は平年並みとなりました。8月上旬以降も気温や日照時間が平年を上回って推移しているものの、もみの成熟具合を示す「登熟」は「平年並み」が見込まれるということです。
また10a当たりの予想収量は前の年より4kg少ない492kg、予想収穫量は前年より2000t少ない、4万8100tが見込まれています。