11月定例岡山県議会が開会し、伊原木隆太知事が「4期目では特に少子化対策に力を入れたい」と意気込みを語りました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「これまでの対策を上回る勢いで少子化が進む中で4期目の県政を担うこととなり、改めてその責務の重大さを肝に銘じているところであります」
29日に開会した11月定例岡山県議会です。
伊原木知事は「これからの数年間が少子化のトレンドを反転させるラストチャンス、正念場」だとして、結婚支援など効果的な施策を行いたいと話しました。
県議会には一般会計補正予算案を含む20の議案が提出されました。
予算案には、水島港での二酸化炭素の排出量を抑え、脱炭素化を進めるための調査・検討にかかる400万円ほどの費用や、誤って徴収した岡山桃太郎空港の着陸料などを航空会社に返還するための約3200万円などを計上しています。
一方で、公共事業費の減額などで全体としては約19億円余りの減額補正となっています。
議会は12月20日まで開かれます。