認知症の高齢者を地域で見守ろうと11月29日、香川県小豆島で、声掛けなどの訓練が行われました。
訓練は、認知症の高齢者が外出後道に迷い、今いる場所が分からなくなってしまう想定です。
参加した地域住民は、高齢者に扮した職員に声を掛け、安心させるように優しく道案内する練習をしました。
(道案内)
「ここを真っすぐ行きます。橋があるんで橋を渡って上がってください。じいちゃん元気やなあ」
通報模擬訓練では、捜索願が出ている高齢者を発見して通報し警察官と質疑応答する練習をしました。
(高齢者役の男性)
「道案内だけじゃなくて声掛けを一声プラスして掛けてくれるというのは本当に温かいなと思いました」
小豆島町と土庄町は、事前に高齢者の写真などを登録してもらい、行方不明になったときの捜索に役立てる取り組みを協力して行っています。