高松市の小学生が香川県オリジナルの小麦、「さぬきの夢」を使ったうどん作りを体験しました。
(記者リポート)
「災害発生時の炊き出しなど防災に備えて、建物の外でうどん作りが行われています」
香川県学校給食会が開いた県産小麦の給食講座です。高松市立川東小学校の5年生約50人が参加しました。
白い帽子の1組が「さぬきの夢2009」、赤い帽子の2組は新品種の「さぬきの夢2023」を使ってうどんを作りました。
児童たちは、本場さぬきうどん協同組合の香川隆昭理事長に教えてもらいながら、小麦粉と塩水を混ぜて練ったり伸ばしたりしました。
「さぬきの夢2023」は「2009」と比べて小麦粉をこねてできるグルテンの含有率が高く、製麺しやすいそうです。
約1時間半かけて麺の状態に仕上げ、ゆで上がった2種類のうどんを食べ比べていました。
(うどん作りを体験した児童は―)
「2023の方が弾力があったけど、2009も別のおいしさがあってどっちもおいしかった」
「この小麦を使ったうどんをたくさん食べたい」