柔道に打ち込む岡山県倉敷市の小学5年生の男の子が全国大会での上位進出を目指し、練習に励んでいます。2025年の目標は全国大会でのリベンジです。
倉敷市の柔道クラブ玉島武道館で練習に励む小学5年生の福里彪月(ふくざと・ひゅうが)さん(11)。162cm・85kgの大きな体が自慢です。
福里さんは2023年と2024年、日整全国少年柔道大会・岡山県予選会の学年別の個人戦で2年連続で優勝。岡山県代表を勝ち取っています。
(福里彪月さん)
「すごくうれしかったです。ライバル同士の人に勝ち続けられてうれしかった」
しかし、小学4年生~6年生の代表5人による団体戦で行われる全国大会では、2023年は2回戦で、2024年は1回戦で敗退し、上位に進出できませんでした。
(福里彪月さん)
「緊張感も全然違ったから普段よりやりにくかった。でっかい相手がきて勝てなかったのが一番悔しかったです」
福里さんが柔道を始めたのは6歳のとき。大きな体を自信にかえてほしいとお母さんに薦められたのがきっかけでした。
現在は自宅での自主練習と、週2回、玉島武道館に通って1時間半みっちりと鍛えています。
(福里彪月さん)
「練習はきついです。試合で勝った時とか、練習で勝てない相手に勝った時とかは楽しいです」
福里さんの得意技は背負落。相手の態勢を崩し背後に背負いながら投げる技です。
玉島武道館の武田将典総監督は、福里さんの強さの秘密は柔道に取り組む姿勢にあると言います。
(玉島武道館/武田将典 総監督)
「練習にまじめにきて日頃からまじめに練習をして、しっかり努力しているのが強さの秘訣だと思います」
福里さんの2025年の目標は、2023年と2024年にかなわなかった全国大会での上位進出です。4月からは最上級生としてチームを引っ張らなければいけません。
(福里彪月さん)
「全国は勝てなかった相手と、もしまた当たったら勝てるようにしたいです。(目標は)優勝です!」