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岡山市の重要文化財「仁王門」が一般公開 倒壊の恐れで約3200万円かけ修復中 北区・金山寺

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 岡山市北区の金山寺で、市の重要文化財に指定されている仁王門の修復工事が行われています。その様子が19日、一般公開されました。

(松木梨菜リポート)
「屋根のふき替えなんですけれども従来の瓦をできるだけ残そうとしたんですが、ヒビが入って使えないものは新しく変えたということです」

 岡山市北区の金山寺の仁王門は2021年11月から修復工事を行っていて、その様子が一般公開されました。

 仁王門は1645年に岡山藩主の池田光政の寄進によって建てられたもので、市の重要文化財に指定されています。老朽化に伴い、数年前に倒壊の危険性があると市から指摘され、2021年から修復を行っています。

(金山寺/岸本賢信 住職)
「一刻も早く直さなければと考えていたが費用もかかることなので」

 修復には約3200万円の費用がかかりますが、半分にあたる約1600万円を岡山市教育員会が補助金を出し賄う予定です。

 金山寺では2012年、国の重要文化財に指定さていた本堂が全焼。それ以降、文化財を守るために尽力してきました。

(金山寺/岸本賢信 住職)
「壊れてしまいましたら戻ってこないものでございまして。責務かなと思っております」

 修復工事は2022年度末に完了する予定です。

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