岡山県がJR西日本などと連携して2024年9~11月に開催した「おかやまハレいろキャンペーン」期間中に、県全体の観光施設などで、のべ429万人以上の観光客の来場があったと発表しました。
県は同時期に開催した「森の芸術祭 晴れの国・おかやま」との相乗効果などで県北を中心に増加し、前年やコロナ禍前の2019年の同期間を上回ったとしています。
期間中のイベントでは、岡山市の「秋の幻想庭園・秋の烏城灯源郷」(11月15日~24日)に2万4564人、吉備中央町の「岡山×香川つながる食の大博覧会」(10月19日・20日)に2万人、津山市のアルネ・津山3階の特設コーナーで「カモ井加工紙」のマスキングテープブランド「mt」がコラボレーションする大型イベント「mt project津山」(9月27日~11月4日)に1万851人などが来場しました。
また観光施設では、奈義町現代美術館に3万9427人(前年比436%)、新見市の満奇洞に4万5561人(263%)、瀬戸内市の備前おさふね刀剣の里に1万853人(129%)などとなりました。
主な観光施設など123施設ののべ利用者数を集計したエリア別では、美作地区が105万人(前年比118%)、備中地区が143万人(100%)、備前地区は180万人(98%)で、合計は429万人で前年比103.4%、コロナ禍前の2019年と比べると109.4%と増えました。