中学校の部活動の地域移行について香川県の自治体が実証事業の成果を報告しました。
推進協議会の定例会が高松市で開かれ、香川県教育委員会や17の市と町から担当者が出席しました。
少子化や教員の働き方改革を背景に、国は中学校の部活動を段階的に地域のクラブなどに移行する方針を示しています。
27日は2024年度に実証事業を行った8つの市と町が成果や課題を報告しました。
琴平町の琴平中学校では、部員が10人未満のサッカー部をスポーツ少年団に移して指導を一本化したことを報告しました。2025年度には町外の中学生7人が加入するなど、他の地域の受け皿にもなっているそうです。
2025年度中に市町がそれぞれ方針を策定し、休日の地域クラブ活動の実現を目指すとしています。