帝国データバンク岡山支店が本社移転に関する動向調査を行ったところ、2024年は4社の転入超過になりました。
岡山県に転入した企業は16社で、兵庫県から4社、東京都・広島県から各3社、鳥取県から2社などが転入しました。
岡山県から転出した企業は12社で、大阪府へ4社、東京都へ2社などが転出しました。
転入超過は2年ぶりです。岡山県では過去10年のトータルでみても、3社の転入超過となっています。
帝国データバンクは、都市への移転は企業にとって大きな市場でビジネスチャンスが広がる一方、地方への移転は従業員のワーク・ライフ・バランスなどの利点もあり、地方自治体が税の優遇や助成金などの受け入れ態勢を整備すれば、マッチングが進み新たな雇用が期待できるとしています。