高松市は、マダニに噛まれたとみられる80代の男性が死亡したと発表しました。
高松市によると、5月14日に高松市内の医療機関から「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が死因と考えられる事例の報告があったということです。
SFTSは主に病原体を持ったマダニにかまれることで起こる感染症です。
男性は自宅近くの山でマダニにかまれたとみられていて、5月1日に発症し7日に入院。発熱やせき、全身の倦怠感、血小板や白血球の減少などの症状があり、治療を受けていました。
香川県内のSFTSの発生は2025年が4件、2026年は今回が初めてです。死亡例は2013年以降で香川県内6例目です。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニにより媒介されるSFTSウイルスによる感染症で、6日から14日の潜伏期間を経て、発熱や消化器症状など様々な症例があります。日本での患者の致命率は約30%だということです。
厚生労働省は、山や草むらで活動するときにはダニにかまれないために「長袖・長ズボンを着用したり、足を完全に覆う靴をはいたりして肌の露出を少なくすること」や「マダニを目視で確認しやすいよう、明るい服の色を着ること」などを呼び掛けています。
もしかまれた時は、無理に引き抜こうとはせずに医療機関で処置をしてもらうよう呼び掛けています。