高松市の田んぼの水田バルブ1個を盗んだとして、市内に住む無職の男(69)が窃盗の疑いで10日、逮捕されました。
警察によりますと、男は9日午前9時半ごろ、高松市の田んぼ近くのあぜ道に置いていた水門バルブ1個、時価8000円相当を盗んだ疑いが持たれています。
田んぼの所有者の男性(64)の知人がバルブを触っていた男を見掛けて男性に連絡。男性が警察に「不審者がいる」と110番通報するとともに現場に駆けつけると、男は軽トラックにバルブを積み込んで走り去るところでした。
警察は、車の目撃情報などから男の犯行の疑いが強まったとして10日午前2時すぎ、男を逮捕しました。調べに対して男は「売って生活費に充てたかった」と容疑を認めているということです。