ニュース

善通寺第一高校の旧正門を国の登録有形文化財に答申 1922年に陸軍特別大演習の統監部設置を記念して建設 香川

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 国の文化審議会が善通寺市の善通寺第一高校の旧正門を新たに登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申しました。

 答申されたのは、善通寺市の旧私立善通寺高等女学校、現在の県立善通寺第一高校の旧正門です。

 大規模な軍事演習、「陸軍特別大演習」の統監部が女学校に置かれたのを記念して1922年に建てられたものです。

 旧正門は、レンガ造りの4本の柱からなります。中央の2本は高さ3.5m、外側の2本は2.8mです。

 花崗岩の基礎の上に、レンガを積み上げ、頂上部には花崗岩の笠石を載せています。重厚な外観などが評価されました。

 旧正門の調査には2年前から善通寺一高の生徒も参加し、門柱の計測などを行ってきました。

(計測に参加した生徒)
「『善通寺にはこの門があるよ』『この歴史があるよ』というのを、是非、善通寺の方や善通寺第一高校の皆が誇りに思っていただけるようになったらな」

 この旧正門が登録されれば、香川県の登録有形文化財は452件になります。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース