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岡山県立の学校の3分の1にあたる23校で会計事務が不十分 県教委が朝日高の着服事案受け緊急調査し発覚

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 岡山県教育委員会が、県立朝日高校の事務職員が保護者などから集めた金、約1300万円を着服した事案を受けて、全ての県立学校69校に会計事務に関する緊急調査を行いました。

 その結果、全体の3分の1にあたる23校で県教委の会計事務マニュアルに反した不十分な対応をしていたことが分かりました。県教委は、朝日高校の事務職員を懲戒免職処分とした3月14日付で各学校に会計処理などを適切に行っているかなどを調査するよう通知。25日を回答期限と全校を対象に調査を実施。

 県教委によると、通帳と印鑑を別々に保管することとするマニュアルに反し同じ金庫に通帳と印鑑を保管し、2つが同時に手に取れる状態になっていたケースや、帳簿と預金残高の照合を支払いの都度行うこととするマニュアルに反し、照合を1カ月ごとに行っていたケースなどが見受けられたということです。

 県教委は今回の結果を踏まえ、マニュアルに沿った適正な処理をするよう近く全ての県立学校に通知し、改善を要請するとしています。

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