四国化成工業(丸亀市)の社員5人が、科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞)を受賞し、4月15日に文部科学省で表彰式が行われました。
受賞したのは、樹脂硬化剤(TS-G)の開発に携わった熊野岳さん、松田晃和さん、武田琢磨さん、奥村尚登さん、藤川和之さんの5人です。
四国化成ホールディングスによると、樹脂硬化剤(TS-G)は電子材料用の接着剤の原材料として、スマートフォンや半導体などの様々なものに用いられていて、従来よりも低い温度で固まるのが特徴です。
低い温度で固まることで高温に弱い電子部品にも使うことができるため、様々な機器の高性能化に貢献したということです。