山の上にある水族館が市場にやってきます。リニューアル工事のため、一時休館中の高松市の新屋島水族館の生き物を展示する「市場水族館」が3日にオープンします。
(荻津尚輝リポート)
「準備が着々と進む市場水族館。大小さまざまな水槽が並んでいて、そのほとんどに海の生き物が入っています」
丸い体が特徴的なアカエイに、黄色や黒色の模様が印象的なツノダシ、赤色が美しい金魚など、主に魚が展示されているエリアのほか……
隣のエリアには、かわいらしい動きを見せてくれるコツメカワウソや、集団で動くペンギンなど魚以外の生き物たちもすでにやって来ています。
(新屋島水族館/櫻井俊行 館長)
「もうだいぶ。90%くらいは進んだかなという感じです」
2日は、床の掃除や水槽の魚を別の場所に移動させる作業などを行いました。
高松市の新屋島水族館はリニューアル工事のため、4月6日の営業を最後に約2年間の休館に入りました。再開までの生き物の仮の住まいとして展示するものです。
約100種類、500匹の生き物を見ることができる市場水族館。高松市中央卸売市場の旧青果棟で3日午前10時にオープンします。
(新屋島水族館/櫻井俊行 館長)
「あの新屋島水族館がまた帰ってきたんだと思えるような形で、新屋島水族館を思い出しながら、また新屋島水族館のリニューアルをドキドキしていただきながらここを見ていただければ」