経済的な理由で進学が難しい学生を支援するため、岡山県総社市に住む夫婦が市に1億3000万円を寄付しました。
総社市に寄付したのは山本啓典さんと妻の紀久子さんです。山本さんは倉敷市で駐車場機器の販売などを手がける会社を経営していました。
2024年経営から身を引いたのに伴い、自社株の売却で得るなどした1億3000万円を総社市に寄付しました。
市は寄付金をもとに基金を創設し、山本さんの意向を受けて、経済的な理由で大学進学が難しい高校3年生に奨学金を給付するということです。
(1億3000万円を寄付/山本啓典さん)
「少しでも力になれたら。給付を受けた子どもたちが成功して幸せになっていただきたい」
(総社市/片岡聡一 市長)
「本当に困っていらっしゃる家庭、生徒に心を込めて使っていきたい」