経済の先行きが不透明な中、安全な資産とされる金の価格が高騰しています。岡山市のデパートで8日、金製品を集めた作品展が始まりました。
(記者リポート)
「銀でできた松に純金のタカがとまっています。羽の先まで非常に細かいこちらの作品、値段は約3900万円です」
岡山市の天満屋岡山店で始まった「黄金作品展」。約300点、総額で25億円ほどの金でできた作品が展示されています
純金でできたきらびやかな七福神は6270万円です。黄金に輝く豊かな表情。おめでたい印象です。
この他、岡山らしい桃太郎や2025年の干支の蛇も展示されています。
トランプ政権の関税政策で経済の先行きが不透明な中、価格下落のリスクが低く安全な資産とされる金の需要が高まっています。
大手貴金属会社の田中貴金属工業の発表によりますと、8日時点の金の小売価格は1g当たり1万7259円で過去最高となっています。