香川県教委は老朽化のため閉館した旧県立体育館の解体工事について、2025年8月ごろに一般競争入札を行い、業者を選定する予定を明らかにしました。
地上から重機を用いた解体工法で、工期は約1年8カ月を予定しています。
並行して、建築家・丹下健三が設計した建物を図面や動画、3Dデータなどで記録し、学術的な価値を報告書にまとめる方針です。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「旧県立体育館の特徴や価値を長く県民の皆さまに残し、伝えていくために、専門家の意見も十分にお聞きしながら、効果的な調査手法により、建物の現況や建築当時の高い技術力を丁寧に記録していきたいと考えております」