丸亀署は5日、外壁工事などを行う会社の社員で、徳島市に住む男(42)を特定商取引法違反の疑いで再逮捕しました。
調べによりますと、男は4月4日、丸亀市の70代の男性の家を訪問し、外壁のひび割れを補修する契約を結んで、その日のうちに工事を終え代金として1万円を受け取りましたが、期間内であれば契約を解除できるクーリングオフに関する記載がない書面を交付した疑いです。
工事の後、男性が不安に思って交番に相談し、警察が同じ日に同じ町内の女性宅で同様の工事契約をしていたことをつき止め、5月に男を逮捕して余罪を調べていました。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
香川県警は、自宅に突然業者が訪問して「無料で点検」「外壁が壊れそう」といった言動があれば、悪質な訪問業者の可能性があるため、その場では点検させなず契約をしないよう注意を呼びかけています。