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「家に入れないで!」リフォームなどすすめる点検商法が急増中 香川県警が注意を呼び掛け

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 必要のない分電盤の交換工事を持ち掛けて現金をだまし取ったとして男2人が逮捕されました。警察は組織的な詐欺犯罪とみて調べるとともに、県民に注意を呼び掛けています。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都港区の無職の男(34)と渋谷区の無職の男(34)の2人です。

 警察の調べによりますと、2人は2024年8月、愛媛県の80代の女性の家を訪問し、「分電盤を交換すると電気代が安くなる」などとうその説明をして、工事費の前金として現金11万円を騙し取った疑いがもたれています。

 香川県でも同様の相談が多く寄せられたことから香川県警が捜査し、21日に2人を逮捕しました。

 警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による犯罪とみて詳しく調べています。

 2024年1年間で香川県警に寄せられた悪徳商法に関する相談は前の年の約3倍に当たる91件でした。そのうち半分以上にあたる48件が65歳以上からの相談だということです。

 特に最近は自宅にやって来て分電盤や家のリフォームなどをすすめる「点検商法」と呼ばれるものの相談が増えていて、警察は強く注意を呼び掛けています。

(香川県警 生活安全捜査課/真柴一朗 調査官)
「無料で点検するとか、外壁が壊れるとか、そういった話があれば、悪質な業者の可能性があります。その場合は、自宅に入れないとか、その場で契約しないということを注意してもらいたい」

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