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住宅を訪問し外壁工事契約…クーリングオフの記載ない書面を交付か 徳島市の42歳男を逮捕 香川県警が注意を呼び掛け

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 香川県丸亀市の住宅を訪れて外壁工事の契約を結んだ際、「クーリングオフ」の記載がない書面を交付したとして徳島市の42歳の男が逮捕されました。

 特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、外壁工事などを行う会社の社員で、徳島市に住む42歳の男です。

 警察によりますと、男は4月4日、同僚と共謀し、丸亀市の70歳の女性の家を訪問し、外壁の補修工事を行う契約を結びました。

 その日に工事を終え、代金1万5000円を受け取りましたが、期間内であれば契約を解除できる「クーリングオフ」に関する記載がない書面を交付した疑いが持たれています。

 男は、「不備がある書面という認識はありませんでした」と容疑を否認しています。

 この日、女性の近所では同様の訪問が数件あり、近所の人から相談を受けた警察が捜査していました。

 警察は、余罪があるとみていて、男らが会社の業務として訪問での補修工事を行っていたのか個人営業だったのかも含めて調べています。

 香川県警では、自宅に突然業者が訪問し「無料で点検」「外壁が壊れそう」といった言動があれば、悪質な訪問業者の可能性があるとして、その場では点検させない、契約をしないよう注意を呼び掛けています。

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