約60年前に制作された津山盆地を再現したジオラマ模型が、つやま自然のふしぎ館(津山市山下)で7日から再展示されています。
このジオラマ模型は、縦2m20cm、横5m60cmの大きさで、つやま自然のふしぎ館が開館した1963年に展示されました。当時の津山盆地を再現したもので、苫田ダムの建設で沈む前の旧奥津町の様子もうかがえます。
つやま自然のふしぎ館では、昆虫の展示などが増えたため、約20年前に展示を中止していましたが、開館60周年を記念して2年前から修復を進め、このほど完成しました。
つやま自然のふしぎ館は、世界各地の動物の実物はく製を中心とした自然史の総合博物館で、動物のはく製をはじめ、化石、鉱石類、昆虫類など約2万点が常設展示されています。