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両備グループ 3年連続で賃上げ 「稼げる会社」をアピールし乗務員不足の解消へ

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 バスやトラックなどの乗務員不足の解消を目指すため、岡山市の両備グループは3年連続で乗務員の賃上げを行いました。

(両備グループ トランスポーテーション&トラベル部門/大上真司 副部門長)
「一生懸命仕事をしてるんだけど生活が苦しい、ということがあってはならない。物価高に負けないような賃上げを実現していくということは会社の責任としては至上命題」

 両備グループは2025年4月、岡山地区のバスやトラックなどの部門で、ベースアップ、定期昇給、手当を合わせた総支給額を平均で5%以上引き上げました。

 「稼げる」会社をアピールし、乗務員の採用などにつなげたいとしています。
 グループ会社の乗務員の2024年の平均年収は、両備バスが512万8000円、トラック部門の両備トランスポートが547万9000円などとなっています。

 両備グループは、ドライバー不足が懸念される「2024年問題」に対応し、2024年6月までの1年間に216人の乗務員を採用。2024年11月以降も1年間に200人を採用するとしていて、2025年5月末時点で94人を採用しています。

(両備グループ トランスポーテーション&トラベル部門/大上真司 副部門長)
「賃上げを実現していきながらも利益的には落ちていかない構造をしっかりつくっていく。よりこの地域が暮らしやすい地域になっていく、そのためにも我々は頑張らなきゃいけない」

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