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バス・タクシーなどの乗務員不足を解消 両備グループが約200人を一括採用へ 2024年問題も見据え 岡山市

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 岡山市の両備グループは、タクシーやバスなどの乗務員不足の解消を目指し、グループ全体で一括採用に取り組むことを発表しました。

(両備グループ トランスポーテーション&トラベル部門/大上真司 副部門長)
「社員の大規模採用ということに着手をしたい」

 その名も「宇宙一本気な乗務社員採用」。両備グループでは、12社の5つの部門で乗務員、約200人を一括採用します。

 目標はタクシーが100人、バスとトラックがそれぞれ50人、路面電車とフェリーがそれぞれ若干名です。

(記者リポート)
「一括採用をすることで、バスの運転手が閑散期にはトラックに乗り換えるなど、ニーズに合わせた柔軟な対応ができるということです」

 両備グループによりますと、2022年度末時点の乗務員数は1727人で、3年前と比べて約300人減りました。

 また、2024年4月から、ドライバーの時間外労働に上限が設けられ、物流や交通に支障が出る「2024年問題」が懸念されることから、大規模な採用を決めたということです。

(両備グループ トランスポーテーション&トラベル部門/大上真司 副部門長)
「需要が戻ってきている局面で、今の乗務員の数ではかなり不足しているので、お客様の期待に応えていける水準をめざして」

 両備グループでは2023年度、岡山県を中心に採用説明会を800回以上行うということです。

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