香川県立丸亀高校で、2023年度の1年生の1クラス40人分の住民票記載事項証明書が紛失しているのが分かりました。
香川県教育委員会によりますと、住民票記載事項証明書は入学時に提出するもので、生徒の氏名・住所・生年月日などが記載された書類をクラスごとにファイルして校内の金庫で保管しています。
6月4日、在籍生徒の異動に係る事務処理のため金庫から取り出そうとした教諭が紛失に気付き、当時の担任、副担任の机やロッカーなどを調べましたが見つかりませんでした。
高校は10日に丸亀警察署に遺失物届を出し、11日、放送で生徒に事情を説明して謝罪したということです。
今のところ個人情報の流出は確認されていませんが、流出したクラスの生徒に対し、紛失による不審な事案が起きていないかどうか確認するとしています。
県教委は、重要書類の管理体制を見直し、書類の移動履歴や保管場所を記録したり、定期的な棚卸しと確認を行ったりして再発防止を図るとしています。
